なおえつ海水浴場の「市道五智居多ヶ浜シーサイドライン線」が復旧 がれきや土砂の撤去作業終了
2024年元日に発生した能登半島地震による津波の影響で通行止めになっていた新潟県上越市のなおえつ海水浴場に隣接する市道「五智居多ヶ浜シーサイドライン線」は、2024年1月12日午後4時30分、一般車両の通行が可能となった。
地震による津波で、海水浴場の砂浜に置かれた浜茶屋の小屋をはじめ、木材、トタン、家財などが波にのまれて流され、市道や砂浜はがれきや土砂などであふれ、一帯で一般車両は通行止めとなっていた。
今月4日から建設業者により、道路開通に向け、重機でがれきや土砂の撤去作業が進められ、12日午後4時に作業が終了した。
浜茶屋を管理するなおえつ浜茶屋組合によると、15日からは砂浜に重機を入れ、本格的な片付け作業が始まるという。桑原尚二組合長は「(組合員は)普段の仕事もしながらの作業になるが、まずは2週間くらいを目安に進めていく。道路が開通したことで、重機がスムーズに入ることができまずは良かった」と話した。
市では、海岸での片付け作業が継続していることから、市道以外は立ち入らないように注意を呼び掛けている。
記事参照元:上越タウンジャーナル