上越市「不登校特例校」設置を検討へ

不登校の児童や生徒が年々増えているなか、上越市は、子どもに合わせた柔軟なカリキュラムを組む「学びの多様化学校」、いわゆる「不登校特例校」の設置を検討していることが分かりました。

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これは29日(月)に開かれた上越市総合教育会議で明らかになりました。

上越市によりますと昨年度、市内の小中学校で不登校の児童や生徒が328人で過去最多でした。1000人あたりの不登校の児童生徒数は、25.3人で、全国の31.7人より少ないものの、年々増加しています。

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こうした中、市では、不登校の子どもたちの学びの場を確保しようと「学びの多様化学校」いわゆる「不登校特例校」の設置の検討を始めました。文部科学省によりますと、特例校は全国に24校ありますが、県内にはまだありません。特例校では子どもに合わせて登校時間を遅らせたり、授業数を減らしたりして柔軟なカリキュラムを組むことができます。

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現在、市内には不登校の児童や生徒の学びの場として、学校に在籍しながら通う、教育支援室やフリースクールがあります。一方、特例校の場合、転入して通うことができるメリットがあります。市では特例校を不登校の児童生徒の学びの場のひとつの選択肢として、設置を含めて検討していくとしています。

※ご覧の記事は、2024年01月30日 JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30

記事参照元:上越妙高タウン情報