高田城址公園観桜会100回を記念 フレーム切手14日から販売 夜桜中心にデザイン 日本郵便信越支社

日本郵便信越支社(長野市)は14日から、十日町市の一部を含む上越地域の94郵便局などで、今年100回目を迎える高田城址公園観桜会の記念オリジナルフレーム切手を販売する。11日、関係者が上越市役所を表敬し、中川幹太市長に切手を手渡した。
フレーム切手は110円切手と85円切手が各5枚付いて1シート1550円(税込み)。日本三大夜桜の一つである高田城三重櫓周辺の夜景を大きく取り上げ、公園内のさまざまな桜を切手に落とし込んでいる。制作には上越商工会議所、上越観光コンベンション協会が協力した。

贈呈を受け、中川市長は「素晴らしい切手に感謝。次の100年につなげていけるよう、大いにPRに活用していきたい」と謝辞を述べた。上越地区連絡会の本山司統括局長(浦川原郵便局長)は「ウェブ販売なども通じて全国に上越の魅力を知らせてほしい」と語った。
フレーム切手の企画を担当した高田駅前郵便局の宮崎宏治局長によると、日本郵便では10年前はほぼ毎年、高田城址公園観桜会に合わせたフレーム切手を販売していたが、コロナ禍もあって近年は休止していたという。「当局でも『今年は販売しないのか』というお問い合わせを何度も頂いていた。素晴らしい写真を提供いただき、完成した切手で上越市の観光PRに協力できれば」と願った。
フレーム切手は上越地域のほか、新潟と長野の中央郵便局などや、郵便局のネットショップ(15日から)でも販売する。計900シート限定。問い合わせは日本郵便信越支社郵便・物流営業部(電026・231・2368)へ。
記事参照元:上越タイムス電子版