日本代表候補に 竹田尊飛選手(関根学園高2年) ビーチバレーU―19強化合宿参加 高さある攻撃力売り

ビーチバレーU―19日本代表候補に選ばれ、選抜強化合宿に参加する関根学園高・竹田選手

ビーチバレーボールU―19(19歳以下)の日本代表候補(男子)に、関根学園高2年の竹田尊飛(たかと)選手(17)が選ばれ、16日から川崎市内の同コートで行われる選抜強化合宿兼代表選手選考会に参加する。ビーチバレーは競技として未経験ながら、身長186センチの高さある攻撃力が売りで、将来性を評価された。「今後に生かせるよう経験してきたい」と話している。

同選手は1月の県高校1・2年生大会で初優勝した関根学園高男子のエースであり、ゲームキャプテン。スパイクの高さがあり、チームを引っ張っている。

北信越地区の高校長身選手発掘育成合宿に参加し、その後のジュニアオールスターメンバーには選ばれなかったが、日本バレーボール協会などの関係者の目に留まり、参加の声をかけられた。協会では今後継続して育成、強化する目的とし、国際大会につなげる。

自身はビーチバレーは少しやった程度で競技として未経験。合宿招集に「ちょっと緊張している」と言いながらも、「ビーチバレーをやるとジャンプ力が付くし、風の影響を受けやすくボールコントロールが上達すると思う」とプラスに捉えている。

バレーボールは糸魚川市立大和川小5年から小学生チーム「マリンドリーム能生」で始め、能生中でもエースとして活躍。中3で中学県選抜に選ばれ全国都道府県対抗大会に出場した。関根学園高では1年から出場し、アウトサイドヒッターで活躍している。

チームは1、2年生大会を制し、今後はインターハイと春高県予選での優勝、全国大会出場を目指している。チームの躍進を念頭に、そこにつながるプレーを今回の合宿で吸収してくるつもりだ。

記事参照元:上越タイムス電子版