インサイトラボ上越市に進出 JM―DAWNに事務所 DX推進図る

デジタルトランスフォーメーション(DX)支援のインサイトラボ(本社・東京都)が来年1月、上越市に進出する。

 協定を締結する妙高市のDX推進、上越市をはじめ地域での需要開拓を図る。24日、遠山功CEOが中川幹太市長に面会し、進出を報告した。

中川市長(右)にDX推進のツールなどを紹介するインサイトラボの遠山CEO

 同社がオフィスを設けるのは、上越妙高駅西口のローカル5G拠点「JM―DAWN(ジェーエム・ドーン)」。妙高市の業務担当1人を常駐させ、求人も行う方針。態勢が整えば上越地域以外に富山、石川2県でのビジネス展開も視野に入れる。

 中川市長は「北陸新幹線は今後関西方面へ延伸していくので期待が持てる。上越市は上越妙高駅前をITタウンにしたいと考えている。企業誘致に協力してもらえるとありがたい」と述べた。

 同社は新潟大との共同研究、三条市でのサテライトオフィス開設など本県での事業展開を進める。遠山CEOは「ビッグデータとAIで新潟県経済を押し上げていくのが、当社のミッション。上越、北陸の新幹線沿線は文化も異なるので、それらの文化を融合させることもしていきたい」と話した。

記事参照元:タイムスLite

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