車椅子いりませんか? 看護大生がボランティアで修理

県立看護大学で30年間授業用に使っていた車椅子が新しく入れ替えられ、古いものは廃棄せずにリサイクルに役立てようと、現在、学生が修理しています。車椅子が欲しい人は、看護大学に申し出てください。

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車椅子を修理しているのは看護大学2年生の3人です。車椅子は全部で14台。30年に渡り授業で使ってきましたが、去年春、新しいものに入れ替えられました。そのまま廃棄される予定でしたが、看護学部の原等子准教授がまだまだ必要な人に使ってもらえると学生に修理を呼びかけました。

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2年生の長部寧々さんは「せっかくまだ綺麗な状態の車椅子があるのに処分するのはもったいない。使いたい方がいるならその方たちに配りたいという思いで活動している」と話します。

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最も古い車椅子は看護大学が県立中央病院附属の専門学校だったころ、平成3年のものです。どれも授業用だったこともあり、傷みも少なくまだ使える状態です。修理は去年5月にはじまり、タイヤの虫ゴムやブレーキ部品の交換、介助者の押し手のグリップ部分などのメンテナンスを行ってきました。この間、メーカーの担当者から車椅子の知識や整備方法も学んだということです。

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学生ならではの工夫で、ブレーキレバーによる傷ができたパネルのところには、窓ガラス用の目隠しカバーを貼り付けました。2年生の佐藤柚杏さんは「車椅子に愛着を持ってもらおうと装飾もした。使う人の気持ちになってメンテナンスした。安全性は安心して使ってもらえると思う。頑張って直したので大切に使ってもらいたい」と話していました。

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車椅子は希望者に先着順でゆずりますが、修理にかかった材料費として1台500円程度が必要です。希望する人は、看護大学の原研究室に名前と連絡先を明記してFAXで連絡してください
看護大学 原研究室 FAX 025-526-1164

記事参照元:上越妙高タウン情報

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