得意の「押し出し」で勝負! インターハイ出場 高田農業の宮下龍星さん

8月に開かれるインターハイ、相撲の80キロ級に県立高田農業高校の2年生、宮下龍星さんが出場します。宮下さんは小柄な体型を生かして、相手の懐に入り込む「押し出し」を武器に全国に挑みます。

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県大会では、80キロ級にエントリ―したのは、宮下さんただ1人ということで、そのまま県の代表となりました。身長165センチ、体重80キロと小柄な体型を生かした取り組みが持ち味です。

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齊藤秀明 監督
「身長低いが、大きな相手に下から小さく当たって入れる。コンパクトに当たり、押せるようになれば」

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宮下さんは、小学3年生から相撲を始めました。これまでひたすら「押し出し」の技を磨き、ことし3月には、初めて全国高校選抜大会という大きな舞台を経験しました。結果は初戦敗退、しかし手応えを感じたといいます。

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宮下龍星 さん
「立合いが遅れたが、押し込める力があると分かった」

全国大会を経験して、課題も見つかりました。

宮下龍星 さん
「引きに弱い、引かれて負けた。下半身を使って引かれる方向に下半身を動かす。(下半身強化のため)土俵の内側・外側に向いて、回る練習がある。回るときに疲れるけれど、我慢して腰を割って(下げて)動く」

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相撲部の部員は、宮下さん1人だけです。取り組みができないため、OBでもある齊藤秀明監督の胸を借りて稽古に汗を流しています。

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宮下龍星 さん
「ふだん先生との練習ばかりで、自分の実力が分からない。(少人数の利点)練習量が大人数よりも増える」

齊藤秀明 監督
「はじめは1人だと部活は嫌だと言っていた。目的を持ちコツコツするので、前回(選抜大会)よりも結果が残せたら」

インターハイ出場は、2度目の全国大会になります。鍛えた下半身と得意の「押し出し」で全国の強豪に立ち向かいます。インターハイ相撲競技は8月4日から北海道で始まります。

記事参照元:上越妙高タウン情報

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