「花フェスタ」に出展 上越庭遊会 26日まで本町3・4・5商店街 「映え」狙い心の癒やしに

水を張った池に案配良くカキツバタなどを生ける作業。道行く人も足を止めて見入っていた

上越市内にある造園会社の若手でつくる「上越庭遊会」が25、26の両日午前10時30分から午後3時まで、同市の本町3・4・5商店街で開かれる「城下町高田本町花フェスタ」に出展する。大杉屋お馬出し店(本町3)前に二つの池がある庭を作り、カキツバタを生け、モミジなどの植物が周囲を彩る。

庭遊会は今春発足した団体でメンバーは約20人。会社の枠を超えて若手が交流し、技術を研さんしようと取り組んでいる。実行委員会から出展の依頼を受け、花フェスタに作品を出すことにした。24日は造園作業が行われ、池や庭石を配置した後、モミジなどの植物を植えたりカキツバタを生けたりする作業が行われた。

美しい庭は若い世代が「映える」と評価し、写真を撮ってSNSにアップすることが多い。写真が広がることで造園家を志す若者が生まれる可能性もある。庭遊会代表の伊藤善一さん(伊藤造園)は「多くの人に見てもらい、心の癒やしにつながればいい」と話していた。

記事参照元:上越タイムス電子版