こだわりの手作り雑貨が並ぶカフェ「イマココ」 上越市牧区にオープン

のどかな山間地の新潟県上越市牧区柳島に2023年10月20日、手作り雑貨を販売するカフェ「イマココ」がオープンする。店主の河野千夜子さん(60)が「今ここにしかない面白い物を」とセレクトしたインテリアやファッション小物が並ぶ温かみのある店内で、コーヒーなどを味わいながらゆったりと過ごせる。

手作り雑貨が並ぶカフェ「イマココ」

河野さんは十日町市出身で、今年3月まで同区内の介護施設で介護士として勤めていた。空き家だった同区柳島の現在の自宅を気に入り、3、4年前に両親も連れ移住した。

「誰もが心やすらぐ居場所を作りたい」という思いから店を持つことが長年の夢だった。2022年4月に清里商工会と合併し閉鎖となった旧牧商工会館を紹介され、自身が好きな雑貨を置くカフェのオープンを決めた。

市内外の作家から買い付けたバッグやスワッグ

店内の壁や棚には市内外の作家から買い付けた古布で作ったバッグ(1500円〜)や、さをり織りの端切れを使ったポーチ(1000円〜)、ドライフラワーのスワッグやブーケ、陶器など60点ほどをそろえる。中には自ら布やデザインを提供し、作家と共同で作り上げた物もあるといい、こだわりが詰まった空間になっている。

手作りのポーチやぬいぐるみなど

壁やテーブルに廃材を活用したレトロな雰囲気の店内には、カウンターやソファーなど15席を設けた。畳とフローリングの小上がり計約16畳もあり、子供連れでの利用やワークショップなどのイベント開催も見込んでいる。

通りに面した窓からはのどかな風景が望める
子供連れなどが利用できる小上がり

カフェメニューはハンドドリップで提供する深煎りと中煎りのオリジナルブレンド(400円)をはじめ、カフェラテ(450円)や紅茶(350円)などのドリンク、津南町の菓子店のバスクチーズケーキ(480円)、アフォガート(320円)といったスイーツもあり、木々や山などの風景を眺めながら味わえる。

「リフレッシュできる場所にしたい」と話す河野さん

河野さんは「ここに来ればほっと一息ついて、『また頑張ろう』と日常に戻れるようなリフレッシュできる場所にしたい。景色を楽しみながらドライブがてら来てもらえたら」と話している。

住所は上越市牧区柳島1212。営業時間は午前10時〜午後5時。日、水曜定休。不定休もあり、インスタグラムで周知する。駐車場は敷地内に7台分がある。

店は旧牧商工会館

記事参照元:上越タウンジャーナル

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