上越市新光町3「信栄自動車」破産手続き開始決定 負債1400万円

上越市新光町3丁目の自動車板金塗装業者の「有限会社 信栄自動車」が先月25日に新潟地裁高田支部より破産手続き開始決定を受けたことがわかりました。負債はおよそ1400万円とみられています。

帝国データバンクによりますと、信栄自動車は1976年、昭和51年7月に創業。1983年、昭和58年4月に法人改組した自動車板金塗装業者です。自動車ディーラーや自動車整備事業者を得意先としていました。

2018年11月に前代表の後継者難により、中古自動車販売業を営む株式会社J.フロンティア(2024年11月は破産開始決定)の代表が自動車板金塗装業務の内製化を図るべく、当社株式を取得して代表を兼務。2019年3月には代表が自動車整備会社の有限会社 増井オート(2024年11月破産開始決定)の株式も取得し、代表を兼務したことにより当社を含めて3社のグループを形成していました。

グループ会社間での顧客情報の共有や連携を図り、2024年3月期の年売上高はおよそ2900万円で、損益面では利益を計上していましたが、J.フロンティアと増井オートの破産により、費用を立て替えていて増井オートからの回収が不能となり、2024年10月31日に従業員を解雇し、事業を停止していました。

負債は、債権者34人に対し、金融債務を中心におよそ1400万円の見込みです。

記事参照元:上越妙高タウン情報