米山の魅力再発見 柿崎山岳会松橋副会長 収録で登山ガイド 「にっぽん百低山」10日に番組放送

吉田さん(中央左)や大桃さん(同右)、柿崎山岳会の松橋さんら関係者一行が米山の山頂、薬師堂前で笑顔を見せた(昨年10月21日撮影、アズマックスより提供写真)

NHK・BS「にっぽん百低山」の収録が昨年10月21日、米山(標高993メートル)で行われ、米山登山道の整備や案内などを担う柿崎山岳会副会長の松橋耕吉さん(74)がガイドとして同行した。酒場詩人の吉田類さんとタレントの大桃美代子さんを含む関係者12人が下牧口から山頂を目指した。松橋さんは収録を通し「改めて米山の魅力を知った」と話している。

同番組では吉田さんの登山歴30年以上の経験を生かし、日本各地の低山を訪ね、山の魅力を紹介している。

吉田さんら一行は松橋さんの案内で、下牧口の休憩施設「下牧ベース993」から三十三観音を通り頂上へ。日本三大薬師の一つとして知られる米山の歴史や由来、信仰については柏崎市立博物館の学芸員、渡邉三四一(みよいち)さんが解説を担当したという。

松橋さんは「(収録では)由来や根差した文化など、米山の歴史を深く考えながら登ることができた。ぜひ多くの人に米山のいわれを知ってもらいたい」と話した。

番組は1月10日午後5時30分から放映、再放送は13日正午から。

記事参照元:上越タイムス電子版