国内最大級理美容コンテスト連覇　アイリストの若井瑞生さん　世界観が高評価

上越市藤野新田のアイラッシュサロン「アイル」（ヘアモアグループ）に勤務するトップアイリストの若井瑞生さん（２３）がこのほど、国内最大級の理美容コンテストで優勝。前回大会でも優勝しており、若井さんは「私の作品を通してアイラッシュの魅力が伝わるとうれしい」と喜んでいる。

若井さんが出場したコンテスト「パワー・オブ・ビューティー２０２４」は、世界最大の理美容室組織「ＳＰＣ　ＧＬＯＢＡＬ」が主催。昨年１１月に横浜市で開かれ、８部門に７５４作品がエントリーした。

若井さんは「フォトアイラッシュモデル部門」にエントリー。モデルにまつげエクステンションを使ってアイメークを施し、世界観を表現するもの。全国から予選を通過した３０人がエントリーした。

若井さんの作品「ｍｏｏｎ　ｄｒｏｐ」は「窓辺で月の光に照らされている少女」がコンセプト。ピンク色のエクステ２種に同系色のアイシャドーを施し、透明感を引き出した。イメージ通りの世界観が高評価を得た。

前回の２０２３年大会に続く連覇に驚きつつも、顧客からの祝福に「頑張って制作したかいがあった」と喜びをにじませる。「これからもアイリストの仕事に誇りを持って、目の前のお客様のために最高の施術で臨みたい」と意気込みを語った。

ヘアモアグループ代表の市村浩徳さん（５８）は「独自の世界観を大事にしていってほしい」と期待を込めた。

記事参照元：上越タイムス電子版