古材再生 家具、雑貨に ものづくりの楽しさ提案 ニトデザイン&リビルド 新店舗6日オープン 上越市仲町4

上越市仲町4の町家複合施設「兎に角(とにかく)」を運営する「ニトデザイン&リビルド」(打田亮介代表)は6日、同施設向かいに新店舗をオープン。古い道具や建材を活用した商品の販売、ものづくりの楽しさを提案する「小さなホームセンター」だ。
店名は「Old New Hubstore(オールドニューハブストア)うさぎのあしあと」。建築士の打田さん(39)は「兎に角」をはじめ、2020年から高田地区を中心にさまざまな古い町屋のリノベーションに携わってきた。
それらの解体現場から、まだ十分に使える木材やガラス、道具類を搬出し保管。経年の味わいやぬくもりを生かした家具、ランプシェード、額などの雑貨に生まれ変わらせ販売する。

店舗は2階建てで延べ床面積約80平方メートル。販売や展示スペース、キッズスペースもある。店舗にはスタッフが常駐。古材を使ったワークショップや地元作家の作品展示、DIYに気軽に触れられる機会をつくる。
打田さんは「古いものと新しいものをつないで生まれ変わらせ、長く使っていける方法を発信する拠点になれれば」と意気込みを語った。
営業時間は水曜から土曜までの午後1時から同5時まで。問い合わせは同店(電025・520・9105)へ。
記事参照元:上越タイムス電子版