直江津港 貿易コンテナ2年連続増加
直江津港で去年1年間、貿易で取り扱ったコンテナの量は1万9149本で、前の年と比べて5.8%多くなり2年連続で増えました。集計した県は、コロナ禍で底を打った貨物量が回復に転じたと見ています。
コンテナの取扱量は県が速報値として今月3日に発表しました。それによりますと、直江津港で去年1年間に貨物を積み貿易で取り扱ったコンテナの数は、20フィートコンテナに換算して1万9149本でした。前の年より1000本あまり、率にして5.8パーセント増えました。増加は2年連続です。
県によりますと輸出では産業機械が、輸入では農産加工品と紙・パルプが好調だということです。
コンテナ取扱量はコロナ禍の前の令和元年がピークで、コロナ禍はピーク時の7割ほどまで落ち込んでいました。
県ではおととしから去年にかけて落ち込みが底を打ち、回復に転じたと見ています。ただ、コロナ禍前の水準にはまだ及ばないことから、県ではさらにコンテナの数を増やすため、上越地域だけでなく長野県の企業に利用を呼びかけることにしています。
現在、直江津港の定期コンテナ航路には、海外は韓国、中国とつながる2つ、国内は神戸などとつながるあわせて3つがあり、それぞれ週1便運航しています。
※ご覧の記事は、2025年03月06日 JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
記事参照元:上越妙高タウン情報