県内初3回目接種開始 新潟労災病院 職員ら280人対象 新型コロナワクチン

県内初となる新型コロナウイルスワクチンの追加接種(3回目)が3日、上越市東雲町1の新潟労災病院で始まった。職員ら約280人を対象に、同日から1日最大24人の接種(ファイザー社製)を行い、来年1月上旬の終了を目指す。

 同院では今年2月に医療従事者を対象とした先行接種が行われ、3月に2回目の接種を完了している。追加接種は、厚生労働省が示す方針に沿い、2回目の終了から8カ月以上が経過した職員を対象に行われる。

 同日は入江誠治病院長をはじめ職員18人が接種を受けた。接種を終えた入江病院長(66)は「全国的に感染が落ち着いているこの時期に、3回目を行えたことは良かった。院内感染を防ぐためにも、われわれが接種を受けることの意義は大きい」と所感を述べた。

入江誠治病院長が追加接種を受けた

 また、世界的な流行が懸念されるオミクロン株について「従来株と比べてワクチンによる感染予防効果は低下すると予想されるが、重症化阻止については効果が期待できるため、3回目の接種は極めて重要。今まで通りの基本的な感染防止策を徹底し、速やかに3回目を受けていただきたい」と勧めた。

記事参照元:上越妙高タウン情報

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