コーヒーの香りでまちを元気に 上越市本町2に「まめつぶ珈琲焙煎所」オープン

香りでまちを元気に――。そんなコンセプトでコーヒー豆を焙煎、販売する「まめつぶ珈琲焙煎所」が2022年1月26日、新潟県上越市本町2の町家にプレオープンする。香ばしい香りを雁木通りに漂わせ、所長の池田靖弘さん(49)は「コーヒーで人と人とをつなぎ、交流を生み出す場にしたい」と語る。

店内で焙煎したコーヒー豆のほか、フィルターなどの道具も販売
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昨年11月にオープンした設計事務所のオフィスやコワーキングスペースが入る複合施設「高田町家こめつぶ」の1階に開設された。こめつぶを経営する小林拓也さん(39)が、人が集まる場所にするため、周辺にパン店も多いことからコーヒー豆の販売を計画。共通の知人を介して山梨県でカフェを運営していた池田さんに声を掛けた。

空き町家を改修した「高田町家こめつぶ」
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上越を訪れたこともなかった池田さんだが、話を受けて昨年初めて高田を訪れ、「古い町並みや店が残る町の雰囲気が気に入った」と、焙煎所の運営を快諾。昨年11月に上越に移住した。

店内では豆の販売のみでイートインは対応していないが、試飲の提供は行う。豆の種類はマンデリン、キリマンジャロ・キボー、シグリ農園、バリ神山のデカフェの4種類を用意し、随時入れ替えていく予定。粗びきなど客の好みのひき方に応じるほか、豆のままでも販売する。試飲はエスプレッソやカフェオレなど豆の種類に合う形で行い、飲み方の提案もするという。

店内に設置された待ち時間用のベンチ
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池田さんの意向で、焙煎機のあるカウンターはできる限り入り口に近づけた。池田さんは「通りを歩く人と会話ができる距離にしたかった。用事がなくても気軽に立ち寄ってほしい」と話している。

営業は午前9時から午後6時まで。日、月曜定休。プレオープン記念キャンペーンとして2月5日まで、先着20人に購入量の20%分増量サービスを実施する。本格オープンは3月26日で、2月上旬に開設予定のこめつぶのホームページでは、コーヒー豆のネット販売も行うほか、店内でのワークショップや朝市への出店なども計画しているという。電話025-520-8293。インスタグラムはこちら

ぎりぎりまで入り口に近づけたカウンター。焙煎機の煙突は雁木通りにつながっており、香ばしい香りを放つ
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情報発信の場を目指し、通り土間には掲示板を設置
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記事参照元:上越タウンジャーナル

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