〈動画あり〉武術太極拳ジュニア五輪 速さと力強さ 大舞台で演技 春日中2年・篠田選手2回目の出場

武術太極拳の第30回JOCジュニアオリンピックカップ(24日、神奈川県藤沢市)に、上越市太極拳協会ジュニアカンフー教室に所属する篠田琉太朗選手(春日中2年)が4年ぶり2回目の出場をする。昨年10月の北関東大会で3位に入り、出場権の上位3枠に入った。大きな体を生かした力強さと迫力ある演技を大舞台で披露する。

刀を持つ篠田選手。周りに敵がいるイメージで演技する

 今大会は新型コロナウイルス感染対策のため種目数が減り、カンフーの長拳Bは棍(こん)と刀(とう)種目がなくなり、徒手のみとなった。

 179センチ、62キロの体を生かし、力強さと迫力ある演技が特徴的。指導する同市太極拳協会の風間敏之さん(69)は「スピード、筋力、柔軟性、ジャンプ力がある」と身体能力を評価する。篠田選手自身も「体が柔らかくて、跳んだりはねたりの筋力が付く」と話す。激しい無酸素運動に耐えうる体力を有している。

 園児の頃からカンフーを始め、高志小3年の終わりに、今大会に出場した。現在は週2回、謙信公武道館などで練習に励んでいる。

 試合は採点方式で、10点満点で、減点方式の技術面、力強さや動きの切れなど魅せる要素を評価する芸術面の合計で争う。「いかに減点を減らすか。全国上位で争えるように頑張りたい」と話す。出場36人で、最初の演技者。注目の中で速く、強く、しなやかな演技を披露する。

記事参照元:タイムスLite

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