頚城酒造が金メダル&新潟トロフィー受賞!インターナショナル・ワイン・チャレンジ2022
上越市柿崎区の蔵元「頚城酒造」が手がけた酒「八恵久比岐 DAICHI」が、世界最大規模のワイン品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ2022」のSAKE部門・純米酒のカテゴリーで、最高賞のゴールドメダルと新潟トロフィーを獲得しました。頸城酒造としてトロフィーを獲得するのは、今年が初めてです。
頚城酒造 八恵久比岐 DAICHI
1.8L 2200円、720ml 1320円、300ml 550円(すべて税込)
原料米:五百万石 原材料:米・米麹 アルコール分15度
インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)は、毎年ロンドンで行われている世界最大規模のワインコンクールです。2007年に日本酒部門が開設され、その受賞酒は毎年国内外で注目されることから、日本酒の海外進出における重要なイベントとされています。
2022年のSAKE部門には1732銘柄が出品されました。普通酒、純米酒、純米吟醸酒など、9つのカテゴリーに分けられて審査されます。このうち頸城酒造の「八恵久比岐 DAICHI」は純米酒部門で、最高評価となるゴールドメダルを獲得。純米酒部門に出品した318点の中で、上位11点に選ばれました。
また、この品評会ではゴールドメダルを獲得した銘柄の中から最も優れたものに、その部門第1位としてトロフィーが与えられます。「八恵久比岐 DAICHI」は部門第1位のトロフィーは逃しましたが、その次点となる地域の名前を冠した「新潟トロフィー」を獲得しました。
頚城酒造では2012年から連続して、このコンクールに出品しています。ゴールドメダル獲得は一昨年の「八恵久比岐 陽」、去年の「越路乃紅梅 純米大吟醸」に続いて今年で3回目です。トロフィーの受賞は今回が初めてです。
八恵久比岐は、頚城酒造が上越市柿崎区を8つの味わいで表現しようと開発している酒シリーズです。シリーズを共通して、蔵人が栽培した酒造好適米や地元の名水 大出口泉水の水を使用するなど、地元の柿崎にこだわって作られています。
「DAICHI」は大吟醸の「空」、純米大吟醸の「風」、雪室熟成純米吟醸の「雪」、純米吟醸雫酒の「陽」の4種類に続く5番目の酒として2020年に発売されました。上品で清々しく、嫌みのない香り、そしてきれいな余韻を残しながら、すっと消えていく後味が特徴です。
八恵久比岐シリーズは、新潟限定の11の特約店でのみ販売されています。上越市内では春日新田1の「まいど屋」、大町4の「大山酒店」、三和区下中の「地酒の店かじや」の3店舗となります。
頚城酒造 代表取締役 八木崇博さん
「八恵久比岐は柿崎の素材を生かし、特長にこだわり、私たち蔵元の誇りを込めたお酒です。その銘柄が世界的なコンクールで認められたということは、柿崎の地域としてのポテンシャルが世界に認められたということでもあり、とてもうれしく感じています。しかし、そこに甘んじることなく、もっともっとうまい酒がつくれるようにこれからも励んでまいります」
■問い合わせ:TEL025-536-2329(頚城酒造株式会社)
■ホームページ:https://www.kubiki-shuzo.co.jp/
記事参照元:上越妙高タウン情報