お蕎麦慶、ロケット食堂など経営の「慶兆」が事業停止 負債5000万円

新潟県上越市で飲食店の「お蕎麦 慶」「ロケット食堂」など経営していた「株式会社 慶兆」(上越市藤塚、登記上は妙高市関川)は2022年8月31日までに事業停止し、事後処理を弁護士に一任した。今後は破産による整理を予定している。東京商工リサーチ高田支店によると、負債総額は債権者40人に対し、約5000万円が見込まれる。

上越市藤塚の「お蕎麦 慶」

慶兆は2017年6月14日に、資本金60万円で設立。上越市藤塚の「お蕎麦慶」、同市藤巻の「ロケット食堂」、同市富岡のイオン上越店フードコート内「レッドシアター」の3店を経営していた。

2019年5月期は約8000万円の売上高を計上していたとみられる。しかし、他社との競争激化や個人消費の低迷などで、その後の売上高は減少傾向を余儀なくされていた。また、新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛などで集客が落ち込み、最近では原料高の影響も加わり、厳しい経営環境を強いられていた。

本県での新型コロナウイルス関連の破綻は52件目となる。

上越市藤巻の「ロケット食堂」

記事参照元:上越タウンジャーナル

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

16 − 2 =