上越妙高駅でWi-Fi活用した人流解析システム 試験運用はじまる

上越妙高駅自由通路にWi-Fiの技術を活用して人の流れを把握するシステムが設置され、1日(木)から試験運用を始めました。

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この取り組みを始めたのは、上越妙高駅西口フルサットにある情報サービス業のデジタルマネージ・ウィズエーです。デジタルマネージ・は駅の自由通路にあるSAKURAプラザ前にWi-Fiを活用したシステムを設置しました。

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これにより半径およそ30メートルの範囲で、macアドレスと呼ばれるスマートフォンなどの固有番号を読み取ることができます。システムではスマートフォンの個人情報を得ることはなく、端末がこのエリアにどのくらい滞在したかのデータだけを取得します。

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デジタルマネージ・ウィズエーの横田孝宜 代表取締役
「まず人の量が分かる。そして人の移動が分かることを狙っている。そこに人がいることが分かれば、商業施設や店舗の設置、あるいは経済効果を推測するなどに役立ててもらえれば。調査のコストがかかることや手間がかかるなら、ITで自動的にカウントできることがポイントとなるし、24時間365日わずかな電気でずっと調査できるのがメリットと感じてもらえれば」

デジタルマネージ・ウィズエーでは今後、駅だけでなく観光地や繁華街などにシステムを設置することで、観光客やビジネス客の動きを自治体などに有償で提供したい考えです。上越妙高駅での試験運用は来年3月までを目途にしています。

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今後の具体的な展開について横田さんは「例えば、ある新幹線到着後の30分後に人が多く集まることがわかって、その人たちが春日山へ行った後、前島密記念館を巡り、佐渡へ行ってなど、人の流れが分かればその観光プランを観光協会や自治体が官民一体で作って、そのプランをそのまま積極的に売り込むことができる」などと話しています。

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こうしたシステムは上越妙高駅西口のフルサットにも導入されています。9月3日(土)フルサットで開かれるイベント「こんてな酒場」では、この実証実験のデモンストレーションが行なわれるということです。

記事参照元:上越妙高タウン情報

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