解決の道筋つくる 各種困り事に対応 ズバッと!解決上越相談会に7事業所
身の回りのさまざまな相談に応じる市民活動団体「ズバッと!解決上越」(渡邉裕人代表)は27日、上越市春日山町3の春日謙信交流館で「お困りごと相談会」を開いた。
同団体は、地域住民が抱える困り事の相談に乗り、加盟事業所が連携して解決へと導く「ワンストップサービス」を目指している。2020年11月に発足し、現在は25事業所が活動している。
5回目となる相談会にはIT、行政書士、屋根修理、訪問鍼灸(しんきゅう)サービス、生活支援などの7事業所がブースを出展した。
同市春日野2の女性(82)は、ふすまの張り替えや外装の補修について相談に訪れた。付き添った女性の息子(55)は「誰に相談すればいいか分からないような小さな困り事に、快く対応してもらえた。解決の道筋ができたようで安心した」と、ほっとした表情で話した。
同団体は発足以来、130件の相談・依頼を受け付けた。渡邉代表は「加盟事業所が連携し、問題解決につながっている。今後は若い世代や子ども向けの事業所も募集したい」と意気込みを語った。
次回は来年2月26日午後1時から同4時まで、上越市土橋の市民プラザで。入場無料、予約不要。問い合わせは事務局(電0120・793・523)へ。
記事参照元:タイムスLite