県立中央病院 診療情報の提供 未処理で大幅遅延2件

県立中央病院は4日(火)、県が医事業務を委託している業者の職員が、カルテ開示の申出があったにもかかわらず、未処理のまま経過していたケースが2件あったと発表しました。

病院によりますと、1件は今年3月3日に法律事務所から診療情報提供の申出書が郵送で届き、担当者が受理しました。新潟県立病院では、原則受付した日から15日以内に情報提供の決定について通知するべきところ、担当者は必要な処理を行わなかったということです。法律事務所からの催促の連絡があり、未処理のままとなっていることが発覚しました。

もう1件は、今年5月8日に患者遺族から診療情報提供の申出書が郵送で届いたものの、先のケースと同様、担当者が必要な処理を行わず、患者遺族から催促の連絡があり、未処理のままとなっていたことが発覚しました。

その後、申出者へ謝罪するとともに、診療情報提供に向けた処理を進め、7月3日に郵送または持参して提供したということです。

病院では「今後、同様の事案が発生することがないよう、委託先を十分指導してまいります」としています。

記事参照元:上越妙高タウン情報

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