カーレーサー・なごみ接骨院院長・笠原潤一郎さん(47、上越市国府3) 初の表彰台に連続で 東日本シリーズで3位 トヨタヤリスカップ

前団スタートから、上位でゴールした笠原さんの車(ナンバー753)(TOYOTA GAZOO RACING公式ホームページより)
初の表彰台(3位)に上がる笠原さん(右)(同)

初の表彰台に―。柔道整復師の国家資格を有し、接骨院を営みながら幼い頃からの夢だったカーレーサーとなった上越市国府3の「なごみ接骨院」院長、笠原潤一郎さん(47)が本格参戦3年目で、自動車レース「トヨタヤリスカップ」の東日本シリーズで連続3位に入り、シリーズ総合ランクでも4位につけている。

出場しているのは「トヨタGAZOOレーシング ヤリスカップ」。JAF公認ナンバー付き車両による参加型ワンメークレース。東日本、西日本の両シリーズと日本一を決める特別戦がある。笠原さんの車名は「越の白鳥μ男気一番ZEKURA Yaris」。

6月に北海道・十勝スピードウエイで第3、4戦のレースが続けて行われ、予選総合2位、4位の好位から、決勝36台の中でいずれも3位に入り、初の表彰台に連続で上がった。1周3・5キロを12周し、約30分で走破する。

「前日、前々日にテスト走行があり、セッティングを変えて、いい方向を見つけることができた。ミスを少なく、コンスタントに走ることができた」と振り返る。同サーキットは昨年、初めてポイントを取った場所であり、相性の良さも発揮された。

今回は海路などの遠征費がかかるため、メカニックを兼務。部品交換などの整備を自身で行った。大変さはあるが、「集中力を保てた」という。

8月20日に同サーキットで第5戦がある他、全7戦で残りは3レース。現在総合4位につけており、「6位までが日本一決定戦(特別戦)のシード。そこでも3位以内を目指したい」と目標を抱く。

スポンサーやスタッフの支えに感謝し、「物価高で遠征費や消耗品費がかさんでいる。一緒に戦い、支援いただければありがたい」と支援を求めている。また、「サーキットでのスポーツドライビングアドバイスなどもするので、ご希望の方はご連絡を」と話している。

問い合わせはなごみ接骨院(電025・546・7157、メールnagomibs@gmail.com)へ。

記事参照元:上越タイムス電子版

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