三和区3小学校が令和7年に統合へ 新校舎は里公小を使用
上越市三和区にある里公、上杉、美守の3つの小学校を統合して、令和7年に開校を予定している新しい小学校は、現在の里公小学校の校舎を改修して使うことが分かりました。
里公小学校
上杉小学校
美守小学校
統合されるのは三和区にある市立小学校、里公、上杉、美守の3校です。市ではこれまでに、保護者や地元住民、地域協議会に対して説明を重ね、今年7月に地域協議会への諮問と答申を経て統合の方針を固めました。
31日(木)は、はじめての統合実行委員会が開かれ、3校の校長やPTA会長、町内会の代表などが、今後のスケジュールなどを話し合いました。
統合後の校舎は、現在の里公小学校を改修して使います。市は、工事にかかる設計費用およそ1086万円を、9月議会に補正予算案として提案します。
3校の児童数は、31日現在、美守が50人、上杉が51人、里公が119人です。上越市が現在の13区と合併した平成17年には、3校あわせた児童数が360人だったのに対し、今年度は220人と4割ほど減少しています。
上越市教育委員会 早川義裕 教育長
「こうした傾向はこれからも市内全域で続いていく。子どもたちが未来をたくましく生き抜くために、必要な教育環境、適正な学習環境を整えることが喫緊の課題」
統合実行委員会では今年度中に新しい学校名を決め、通学路などを検討します。統合後は児童の4割ほどがスクールバスを使うということです。また、校歌と校章については校区の住民にアンケートをとりアイデアを募ります。
統合実行委員会 川崎哲資 会長
「これだけ子どもが減れば、統合はやむを得ない。子どもを一番優先して、委員間で意見を出し合い、より良い小学校をつくっていきたい」
三和区の新しい小学校は、令和7年4月の開校を予定しています。
※ご覧の記事は、2023年09月01日 JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
記事参照元:上越妙高タウン情報