エンタメの力で笑顔を マジシャン・カズさんがショー 被災地支援活動も紹介 閉校の里公小で

三和区の里公小(堀川邦夫校長)で11日、上越市出身のマジシャン・カズさんによるマジックショーが開かれた。カズさんがイリュージョンなどさまざまなマジックを披露すると、会場は大きな笑いと歓声に包まれた。
統合により今月末で閉校する同校。ショーは全校児童、保護者、地域住民が共に思い出に残る楽しい時間を過ごそうと、同校PTAが主催した。
カズさんは2011年から「笑顔を届けるプロジェクト」を立ち上げ、東日本大震災や能登半島地震の被災地に足を運び、パフォーマンスによる支援活動を70回以上にわたり続けている。
同日は被災者との交流で生まれた、上越の桜をモチーフにしたパフォーマンスを披露。大震災発生時はまだ生まれていなかった児童たちだが、カズさんの話に静かに聞き入り、花びらが舞う様子に大きな拍手を送っていた。
カズさんは「これからもエンターテインメントの力で心の支援を続けていきたい」と話していた。
記事参照元:上越タイムス電子版