上越市の永井萌さん(30)がビキニフィットネス大会で優勝

新潟県上越市下門前の女性専門パーソナルトレーニングジム「LANI」でトレーナーを務める永井萌さん(30)が、2021年8月に富山県で開催された「第3回富山県ビキニフィットネスオープン大会」に出場し、見事優勝した。競技を始めて初出場した大会での快挙に、「現実なのか分からなかった。とてもうれしかったです」ととびきりの笑顔を見せた。

大会で見事優勝を果たした永井さん(寺井義忠さん撮影)
永井さん2

引き締まった健康的な体、バランスの取れたプロポーションや女性らしい優雅なウォーキングなどを競う「ビキニフィットネス」に魅せられ、約3年前、競技出場を決意した。

埼玉県出身。中学時代から約10年間、ソフトボールに打ち込み、高校卒業後はスポーツの専門学校に進学。大手フィットネスクラブに勤務しインストラクターとして多くの会員の指導に当たった。結婚を期に上越に移り住み、昨年7月にオープンしたジムで目指す体型や悩み解消、健康増進に向け、10代から70代までの女性たちに寄り添い、指導を担当している。

競技に向け、もともと悩みだったO脚の改善など、体のゆがみ矯正からスタート。今年の大会出場に焦点を合わせ、1月からトレーニングや食事制限など、大会出場モードに切り替えた。

トレーニングは週5、6回に増やし、ジム代表を務める夫のサポートを受けた。自身では筋肉を付けながら、健康的で美しいしなやかなラインの体を作り上げるため、徹底した食事管理に取り組んだ。

初めての挑戦で、ウォーキングやポージング、大会用の競技衣装、メイクなど、「本当に分からないことだらけでした」と永井さん。各種大会で華々しい結果を残し、現在も競技者として活躍する長瀬陽子さんに師事し、オンラインなどで、アドバイスを受けた。

大会当日は「あまり緊張せずに臨めました」。初出場は出場6選手の中では永井さんのみ。ウォーキングやポージングなど、ステージ上ではこれまでの成果を存分に発揮。「5分から10分くらいと短い時間で、本当にあっという間でした」と振り返る。

優勝で受け取った賞状、メダル、ティアラと(下門前のLANIにて)
永井さん3

今回の結果から9月に行われた全国大会出場権を獲得したが、新型コロナの感染拡大から出場は辞退した。「残念だが、来年の大会を目指したい。自分に足りない部分も見え、もっと大きな大会に挑戦もしたいです」。また、トレーナーの仕事を通し、「女性に運動の楽しさを伝えていきたいです。いつでも女性は輝けます」と話した。

記事参照元:上越タウンジャーナル

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