ジムカーナレース柿崎で 83台コース攻める サーキット「R―SPEC柿崎」

JAF公認のカーレース「ジムカーナ」の「2022JMRC関東チャンピオンシリーズ第3戦、新潟シリーズ第1戦」がこのほど、柿崎区竹鼻のサーキット「R―SPEC柿崎」で開かれた。

 チャンピオンシリーズは7県の9会場、新潟シリーズは県内の5会場でレースを展開する。1台ずつ走ってコース周回のタイムを競い、各会場やシリーズ全体で上位者を表彰。83台がエントリーしている。

1台ずつコースに入り、最速タイムを目指し激走した
83台が最速タイムを目指し、果敢にコースを攻めた

 R―SPEC柿崎は全長約600メートル。コース全体がわずかに傾斜し、これを加味した操法が要求される。今回は同コースを約1・5キロ周回。ドライバーらは事前の練習会に参加し、当日も休憩時間中にコース内を歩いて攻略法を探りつつ、自身の最速タイムを目指した。

 競技の結果、NTR1クラスは全国2連覇の実績があるE.G.マッケンジーさんがベストタイム1分9秒876で1位に。NTF2クラスは同サーキットをホームとする高柳翔さんが1分10秒213で、S2クラスはスーパーAシード・ドライバーの徳武銀河さんが1分7秒980で、それぞれ1位となった。

 同サーキットは2003(平成15)年の開場。同区の古田組が運営し、毎年さまざまなカーレースが開かれている。同日の大会組織委員長を務める古田孝一社長は「上越地域からの参加者はまだまだ少ない。このコースは全体を見渡せるため技術アップに最適。ぜひカーレースに興味を持ってほしい」と話していた。

◇ジムカーナとは
参加型モータースポーツ代表格
ジムカーナは舗装路面に設定されたコースを、競技車両が1台ずつ走行するタイムトライアル。入門者からベテランまで多くのドライバーを魅了してきた、国内Bライセンスで出場できるグラスルーツ(草の根)モータースポーツの代表格。
国内における歴史も古く、1960年代から盛んに開かれ、ヒルクライムやドラッグレースなどに比べても圧倒的に開催回数が多く、人気が広がった。運転技能の向上を身近な場所で行える。ミニサーキットなどと共存する形で、ジムカーナ専用コースも数多く登場するようになった。国内では年間400戦以上のJAF公認ジムカーナ競技会が行われている。(JAFモータースポーツのホームページより)

記事参照元:タイムスLite

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