北陸自動車道大潟スマートIC 3月1日から24時間化 物流、医療への効果期待

 上越市とネクスコ東日本新潟支社は7日、北陸自動車道の大潟スマートインターチェンジ(IC、大潟区蜘ケ池観音山外)を3月1日から24時間利用可能にすると発表した。上下線とも、現在の出入り口から変更はないという。

 対象車種はETC車載器を搭載した全車種(車長12メートル以下)で、一旦停止型のフルIC形式となる。運用形態の変更により、大潟工業団地などの周辺企業への利便性向上、県立中央病院までの搬送時間短縮など、物流効率や地域医療への支援効果が見込まれる。

 上越市都市整備部道路課によると、同スマートICは平成18年、物流などの社会実験のため、同市とネクスコ東日本新潟支社が設置。翌19年から正式運用を開始したが、午前6時から午後10時までの利用に限定されていた。

 以前から24時間化を求める声が上がっていたが、一昨年からネクスコ東日本新潟支社が同スマートICの無人化工事を進めたことを踏まえ、上越市からも要望。地元協議会も国へ要望を提出し許可が下りたことから、24時間化が決定したという。

記事参照元:タイムスLite

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