上越高校サッカー部 北信越ルーキーリーグで優勝 初の全国大会へ!
高校サッカー県1部リーグで優勝を決めた上越高校サッカー部。今度は1年生チームが北信越地区のルーキーリーグ1部で、強豪校を相手に初優勝しました。これで、上越勢として初めて全国大会への出場を決めました。
高校サッカー「北信越ルーキーリーグ」は1年生が対象で、1部には今年度、北信越地区4県から12校が参加しています。そのうち新潟県勢は6校です。上越高校は去年ルーキーリーグ2部に初めて参加し、全勝したことで1部に昇格しました。
23日(土)は最終戦が行われ、ホームに長野県の上田西高校を迎えました。
試合が動いたのは前半10分。上田西に先制点のヘディングシュートを決められます。しかし、そのわずか2分後。上越の地元出身11番 秦光琉のシュートで同点に追いつきました。
その後、上越は何度もゴールに迫られ苦しい展開が続きますが、前半はそのまま1対1で終了しました。
続く後半。上越は、ことし磨いてきたクロスボールやコンビネーションプレーでゴールに迫ります。
エースの9番 渡邉徠斗が、相手ディフェンスをかわしてシュート!追加点を決めます。さらにその8分後、再び渡邉が左足で押し込み、3点目を決めました。
2点決めた 渡邉徠斗選手
「チームに貢献したいという強い気持ちで挑んだ。(自分が決めた)1点目は自分でも驚いたゴールだった。2点目は後は流し込むだけだったので冷静にプレーできた」
その後も上越は攻めの姿勢を貫いたまま、試合終了。3対1で勝ちました。
これで今シーズンは11戦して9勝1分1敗と、2位以下を大きく引き離し上越勢として初めての優勝を決めました。
小林優大キャプテン
「前半は相手に押し込まれて苦しい展開が続いたが、ハーフタイムに『もう1回気を引き締めよう』とみんなで確認した。(後半は)球際や声かけ、ボールを取られた後の切り替えなど、やることをしっかりして勝利することができた。最高!」
応援に来た保護者
「苦しい試合だったがよく頑張っていた。いい仲間で最高のプレーだった」
「ここまで来るには先輩たちが土台を作ってくれた。1部リーグで戦えることに感謝して、これからも頑張ってほしい」
近くに住む人
「毎日遅くまで練習している。ここまでのし上がってきてうれしい、いい監督だと思う」
優勝したことで、チームは12月に静岡県で行われる全国大会への出場権を獲得しました。
1年生チーム担当 下鳥佑稀コーチ
「たくさんの人が応援にきてくれて、その力もあり優勝できた。ここで気持ちを緩めずに、さらにギアを上げていきたい」
小林優大キャプテン
「全国大会はもっとレベルが上がる。今まで以上に練習に対する気持ちを上げ、全国優勝目指して頑張りたい」