直江津のグランドデザイン描こう! 市民団体が連続ワークショップ開催
新潟県上越市直江津地区のまちづくり市民団体「なおえつプライド2021」(磯田一裕代表)は、2023年10月15日からまちづくりの連続ワークショップを開く。テーマは「三八朝市の未来を考える」と「屋台会館の活用を考える」で、3回のワークショップと検討発表を経て、年度末に市に提言書を提出する。参加者を募集している。
同団体は直江津の将来像(グランドデザイン)を市民参加で描き、直江津地区全体のまちづくりにつなげることを目指している。直江津地区は中川幹太上越市長肝いりの「通年観光プロジェクト」では重点エリアに位置付けられている。
ワークショップでは、長年の地域課題である三八朝市の活性化や直江津屋台会館の活用を3回にわたって考える。2024年1月には検討計画案の発表のほか、ワークショップ参加者と市民との意見交換会を開催し、年度末には直江津区地域協議会と上越市へ「直江津まちづくり提言書」を提出する計画だ。日程は次の通り。
- 【第1回】10月15日 「いままでを知る アイデア出し」
- 過去の意見、課題の再整理と理解
- 今までの上越市での動きの確認
- 課題解決のアイデア出し(発散型ワークショップ)
- 【第2回】11月12日 「アイデアから説得力のある提案へ」
- アイデアの深堀りと提案の背骨づくり(収束型ワークショップ)
- 各班による企画計画案づくり
- WS内での計画案のブラッシュアップ意見交換
- 【第3回】12月17日 「誰がやる? どうやってやる? 事業化検討」
- 自分たちに何ができるか?
- 関係者との協議
- アクションプログラムの構築
- 公民連携の可能性検討
- 【発表会】2024年1月27、28日 「検討計画案の展示発表会&市民との意見交換会」
- 参加者が考えた計画案や検討段階のプロセスを展示
- 来場者からのアンケート調査
- 検討プレゼン発表と市民との車座トーク(詳細は後日決定)
第1〜3回の会場はいずれも同市中央1の直江津学びの交流館で、時間は午後1時15分から午後4時まで。発表会は西本町3のエルマール内無印良品直江津の「オープンムジ」で午後1時30分から開催する。
ワークショップ参加者の定員は30人程度で、なるべく全ワークショップに参加が可能な中学生以上の人が対象。申し込みフォームまたは電話・FAX(025-543-6226)で受け付けている。締め切りは第1回(15日)が13日、そのほかは開催日の2日前。
▽「直江津のグランドデザインを描こう!」ちらし
記事参照元:上越タウンジャーナル