東本町3市道 通行止め解除 上越市被害と生活支援状況 能登半島地震
上越市は17日、能登半島地震による被害状況と生活支援の取り組み状況を発表した。
建物被害は住家1029件(前日発表より28件増)、非住家188件(同5件増)。
建物被害の内訳は、住家で全壊1件、大規模半壊5件、半壊13件、準半壊19件、一部損壊976件、床上浸水(中規模半壊)1件、床下浸水14件、非住家で全壊1件、一部損壊186件、浸水1件。
公共施設、文教施設とも一部損壊が115件(いずれも前日発表より1件増)だが、各施設の運営、今後の予定に変更なし。道路被害は市道186件で前日と変わらないが、東本町3丁目2号線の全面通行止めは16日午後4時に解除された。下水道施設では、五智3などで汚水管路のたるみやマンホールの浮上、下水道センター(藤野新田)で最終沈殿池5池の機器破損。前者は汚水処理、後者は水処理に影響はない。港湾施設では直江津港と同港内の漁港区に被害があり、県により復旧予定。
生活支援の取り組み状況(16日午後5時時点)では、被害家屋調査の住家42件(累計663件)、罹災(りさい)証明書発行31件(同325件)、仮置き場への災害ごみの搬入を15台(同364台)受け入れ、ブルーシート配布は1件(同147件)で1枚(同482枚)。
記事参照元:上越タイムス電子版