上越市内の文化施設に「ひな人形」展示
桃の節句に合わせ明治時代や昭和初期に作られたひな人形が上越市内の文化施設に展示されています。
ひな人形が展示されているのは上越市内の文化施設2か所です。
このうち頸城区の坂口記念館には地域の人たちから寄付されたおよそ250体が飾られています。
最も古いのは昭和17年に作られた7段飾りです。
このほか市内の作家が作ったひな人形やつるしびななども展示されています。
坂口記念館 笠原昇治 館長
「おひな様は「和」。190年の古民家に(ひな人形を)飾るってほかにない。飾り方と雰囲気を味わってほしい」
展示は来月5日までです。期間中は来場者に甘酒が無料で振舞われます。
一方、高田城址公園にある上越市立歴史博物館ではかつて上越市とよばの大地主として知られた「加藤家」の珍しいひな人形、「御殿びな」が展示されています。
「御殿びな」は100年以上前の明治40年代に作られた3段飾りです。
最上段には御殿が置かれ、ひな人形はその中に飾られています。
「加藤家のひな人形」は6年前、歴史博物館に寄贈されて以来、毎年展示されています。ことしの展示期間は来月10日まで。入館料は必要ありません。
記事参照元:上越妙高タウン情報