星(上越高出)8年ぶりV アルペン成年女子B 複合成年男子B 清水亜(新井高出)準優勝 国民スポーツ大会スキー競技会
第78回国民スポーツ大会冬季大会スキー競技会が21~24日、山形市ほかで行われた。上越勢は各競技、種目で入賞が相次いだ。
アルペン(大回転)の成年女子Bでは、トリノ五輪代表のベテラン、星瑞枝(Team Mizue、上越高―日本体育大出)が8年ぶりの優勝。雪不足で短縮されたコースで0秒31差をつけ、技術と経験を見せた。成年男子Aで峰村岳臣(東洋大3年、関根学園高出)が81番スタートから4位に食い込んだ。
少年男子では高橋陸都(関根学園高2年)が5位、大橋蔵人(同3年)が6位に。少年女子で森村日菜(同2年)が5位に入り、3人いずれもインターハイに続く入賞を果たした。成年男子Cでは旧国体で入賞常連の佐藤栄一(妙高リージョンスポーツクラブ、糸魚川白嶺高―専修大出)が6位に入賞した。
純飛躍・複合では複合成年男子Bで清水亜久里(ユーグレナ、新井高―専修大出)が前半飛躍の4位から2位に浮上し、準優勝した。同成年男子Aで山崎叶太郎(中央大1年、上越教育大附属中―長野・飯山高出)が6位に入賞した。
純飛躍成年男子Bで3連覇を狙った清水礼留飛(雪印メグミルク、新井高出)は6位。同成年男子Aで山川太朗(東京美装興業、妙高高原中―北海道・東海大札幌高―東海大出)が6位、山崎が7位に続いた。
クロスカントリーでは成年男子Cで目崎才人(高田自衛隊スキー部)が6位、成年女子Bで小島千香世(妙高市役所)が8位に入り、それぞれ2年連続入賞を果たした。
上越勢の結果は次の通り。
◇アルペン(大回転)
▽成年男子A (4)峰村岳臣(東洋大3、関根学園高出)
▽成年男子B (19)次井雄哉(久保田製作所、新井高―日本大出)(37)長崎誠(杉野沢スキークラブ)
▽成年男子C (6)佐藤栄一(ライフケア神戸・妙高リージョンSC、糸魚川市)(12)青木大輔(Jade Racing ski club、同)
▽成年女子A (12)渡邊渚(アルペンブリックスキークラブ)(13)山本天嶺(日本大3、新井高出)
▽成年女子B (1)星瑞枝(Team Mizue、上越高―日本体育大出)
▽少年男子 (5)高橋陸都(関根学園高2)(6)大橋蔵人(同3)(10)峰村知宏(同3)(15)上村千春(同3)(23)内田桜太郎(同2)(44)松尾颯(同1)
▽少年女子 (5)森村日菜(関根学園高2)(12)高慶あかり(同3)(20)阿部杏樹(新井高1)
◇純飛躍
▽成年男子A (6)山川太朗(東京美装興業、妙高高原中―北海道・東海大札幌高―東海大出)(7)山崎叶太郎(中央大1、上越教育大附属中―長野・飯山高出)(15)山川伶欧(専修大1、新井高出)
▽成年男子B (6)清水礼留飛(雪印メグミルク、新井高出)(10)清水亜久里(ユーグレナ、新井高―専修大出)(17)竹田元(むすび野、妙高市)
▽少年男子 (17)清水優貴(新井高1)
◇複合
▽成年男子A (6)山崎叶太郎(12)山川伶欧
▽成年男子B (2)清水亜久里(10)竹田元
▽少年男子 (9)清水優貴
◇クロスカントリー
▽成年男子B10キロクラシカル (11)宮尾祐司(高田自衛隊スキー部)(15)今村航大(同)(18)太田光平(同)
▽成年男子C5キロ同 (6)目崎才人(高田自衛隊スキー部)
▽成年女子B5キロ同 (8)小島千香世(妙高市役所)
▽少年男子10キロ同 (16)岡田龍介(新井高2)(25)岡田幸輝(中郷中3)
▽少年女子5キロ同 (9)宮下美幸(新井高3)
▽成年男子10キロ×4リレー (2)新潟(滝沢育矢、宮尾祐司、坂井冠太、羽吹唯人)
▽少年男子10キロ×4同 (5)新潟(佐藤悠宇、岡田龍介、細矢淳之介、春日喜行)
▽女子5キロ×4同 (5)新潟(丸山萠衣、福原優香、宮下美幸、江村七海)
◇スキー競技会の選手年齢区分
◇アルペン、クロスカントリー
▽成年男子A 18歳以上26歳未満
▽成年男子B 26歳以上34歳未満
▽成年男子C 34歳以上
▽成年女子A 18歳以上24歳未満
▽成年女子B 24歳以上
▽少年男女 高校生・中学3年生
※成年の年齢は本年度4月1日現在
記事参照元:上越タイムス電子版