ヤングクラブバレーボール 上越クラブ全国ベスト16 11年ぶりに決勝T進出

決勝トーナメント1回戦、上越クラブ(奥)―大阪ブルテオン。懸命につなぐ上越クラブの選手たち(写真はいずれもチーム提供)

第27回全国ヤングクラブバレーボール大会は14、15の両日、大阪・門真スポーツセンターほかで行われ、男子U―14(14歳以下、4月2日現在)で上越クラブが11年ぶりに決勝トーナメントに進出し、ベスト16入りした。

上越クラブは攻守に総合力の高さを発揮し、予選リーグで岩手、島根のチームに連勝し1位突破。全日本メンバーの新井雄大選手(26、JT広島)を擁した時のチーム以来11年ぶりの決勝トーナメントに進出。1回戦で大阪ブルテオン(大阪)に13―21、14―21のストレートで敗れた。最終的に大阪ブルテオンが優勝した。大阪ブルテオンはSVリーグのジュニアチーム。

全国大会に出場した上越クラブメンバー

池田孝義監督は「11年ぶりに決勝トーナメントに進出でき、全国大会のレベルの高さや強いチームとの差を肌感覚でつかむことができたのは大きい。決勝トーナメントでしか味わえない、春高にも似たヒリヒリとする試合感を、中学生のこの段階で経験できたのは貴重な時間。少しずつの差が積み重なっており、基本の練習から見直していければとスタッフや選手と共有した」とコメントした。

上越勢の結果は次の通り。

【U―14男子】

▽予選リーグIブロック 上越クラブ2―0花巻ヤング(岩手) 上越クラブ2―0Club F(島根)

▽同順位 (1)上越クラブ(2)花巻ヤング(3)Club F

▽決勝トーナメント1回戦 大阪ブルテオン(大阪)2―0上越クラブ

記事参照元:上越タイムス電子版