サトウ産業(上越市)上場 東証・東京プロマーケットに 市内3社目の上場企業

鉄工建設事業のサトウ産業(本社・上越市上名柄)が14日、東京証券取引所のプロ投資家向け市場「TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)」に上場した。同市に本社を置く上場企業は、同社で3社目。東京プロマーケットに上場する県内企業としては2社目。

 サトウ産業は1974年会社設立。安塚区と三和区に工場を持ち、県外を中心に鋼構造物工事を手掛ける。2019年には三和西部産業団地に軽量鋼の工場を新設、今後さらに同所で土地を取得し設備投資を行うことにしている。21年2月期の売上高は20億3000万円。

 同日、佐藤明郎社長ら経営陣が東証を訪れ、上場セレモニーに出席。東証の小沼泰之専務から上場通知書の贈呈を受け、上場記念の鐘を打った。佐藤社長は「上場は通過点。地域の一オーナー企業から『社会の公器』となり、社員の生活を守り、投資家に還元し、社会に貢献したい」と抱負を述べた。

東京プロマーケットに上場したサトウ産業の経営陣(東京都中央区の東京証券取引所)

 同社が同日発表した22年2月期の通期業績予想は、前期比8億円増の28億1000万円。純利益は2億8000万円の見通し。

記事参照元:タイムスLite

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