快挙!上越市出身の中井飛馬さん BMXワールドカップU23部門で初シリーズチャンピオン

自転車競技BMXスーパークロスのワールドカップU23部門で、上越市出身の中井飛馬さんが、日本人として初めてシリーズチャンピオンに輝く快挙を成し遂げました。中井さんは14日(金)、中川上越市長を訪ね、2024年に開催されるパリ・オリンピックへの意欲を語りました。

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中井さんは上越市立城北中学校卒業で、現在 日本体育大学の3年生21歳です。BMXは5歳からはじめ、金谷山公園のBMX場で練習を積んできました。

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今年度はBMXスーパークロスのワールドカップに新設されたU23部門で全8戦中6戦に出場し、3回優勝するなど好成績を収めました。結果、U23部門の初代シリーズチャンピオンに輝きました。この競技では日本人初の快挙です。

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中井飛馬さん
「2021年はスタートでつまづいたが、その後うまくまとめてシリーズチャンピオンになれた。地元の人たちの応援は届いている。地元が好き、上越に帰ってくるのが好き。応援がありがたい」

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14日は中川市長と面会し、チャンピオン獲得を報告しました。その中で市長は金谷山で練習していて、コースなど改善するところはあるかと尋ねました。中井さんは、海外での活動を踏まえ、次のように答えました。

中井飛馬さん
「海外の国際規格のコースは土とセメントを混ぜてコーティングしてある。雨が降ってもダメージを受けず、雪が降っても溶けてればすぐに乗れる。雪が降る地域でも海外ではそういう工夫をしている」

中川市長
「金谷山を使い続けるようと思ったらそういう設備も必要?」

中井飛馬さん
「はい!」

今年は、2024年に開かれるパリオリンピックの選考レースが始まります。中井さんは、東京オリンピックの代表補欠に選ばれたこともあり、パリに向けて闘志を燃やしています。

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中井飛馬さん
「オリンピックの会場は空気が重く緊張感がある。生の空気感は感動的で憧れを抱いた。2024年のオリンピックでメダル獲得を目標に頑張る」

中井さんは、去年9月に金谷山で子どもたちに向けた実践クリニックを開くなど、後輩の育成にも力を入れています。

記事参照元:上越妙高タウン情報

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