飲食業界に元気を 地域グルメ勢ぞろい 上越市で販売イベント 情報誌展開「まるごと」
県内4エリアで情報誌を展開する「まるごと」による各地域の食品を販売するイベント「絶品!地域グルメ大集合」(同実行委員会)が6日、上越会場からスタートした。会場である上越市西本町3の無印良品直江津には開始前から長い列ができ、上越地域を中心とした各種グルメを多くの人が買い求めていた。
コロナ禍で地域の飲食店が大きなダメージを受ける中、地域密着の情報誌として飲食店の元気を取り戻そうとイベントを企画。上越を皮切りに、新発田、長岡、県央の4会場で行う。参加店は読者や編集者が厳選し、4エリアで約100店が出店する。県の「消費喚起・需要拡大プロジェクト」応援事業。
上越会場ではパンやケーキ、菓子類、駅弁、調味料、コメなどが並んだ。一番人気のシュークリームは、100個分の整理券が20分でなくなるほどだった。家族3人で訪れた宮崎智弘さん(43、上越市五智4)は「上越や他地域の知らない、おいしいものに出合えた。コロナ禍で家族と行けるイベントもなかったので、ありがたい」と話した。
「まるごと」を手掛ける生活情報新聞社社長で、イベント実行委員長の長原信幸さん(59)は「以前は長岡市で大きなイベントを開いていたが、エリアごとのイベントは初。コロナ禍でテークアウト限定など制限はあるが、各地域のおいしいもの、珍しいものと出合える機会を楽しんでほしい」と願った。
今後の会場、日程などはイベントホームページ(http://www.s-joho.com/marugoto-gourmet/index.html)へ。
◇
イベントの写真はこちら
記事参照元:タイムスLite