新作土産もらえるじゃんけん大会など 「百年老舗まつり」本町商店街で8、9日
創業100年以上の老舗などが軒を連ねる新潟県上越市の高田本町商店街で2022年10月8、9の2日間、マジックショーや芝居、落語のステージ、商店街を巡るツアーなど多彩な催しの「百年老舗まつり」が開かれる。新たな高田の名物を目指し8店が開発した新商品もイベント内で披露され、景品として商品がもらえるじゃんけん大会も行われる。
歴史ある商店街に足を運ぶきっかけにしてもらおうと、本町3・4・5商店街振興組合連合会と高田本町百年商店街プロジェクトが主催し、今年で2回目。今回の目玉は、いわしや薬局、栄喜堂菓子店、大杉屋惣兵衛お馬出し店、杉田味噌店、藤作別館、肉のいろは、ぶらんカフェ、渡部鮮魚店がイベントに合わせて開発した土産物のお披露目会。「老舗なのに新しい」をコンセプトに、昔からの定番商品や地元のいわゆる「ソウルフード」などにアレンジを加えるなど、各店趣向を凝らした。8日午前11時から本町3の高田まちかど交流館で発表され、商品が32人に当たるじゃんけん大会もある。
同11時50分からは、かつて高田にあった劇場の名から着想し「越後高田大漁座」と銘打った商店街関係者らによる芝居、落語、琴や篠笛の演奏、紙芝居、マジックショーなどのステージがある。入場無料。午後3時30分まで。
9日にはガイドと共に商店街の店舗や、店先などに設置されている絵看板を巡るツアーを企画。弁当や買い物券などの土産が付く有料コースは受け付けを終了しているが、当日参加でツアーと共にガイドの解説を聞きながら商店街を回ることはできる。本町5のあすとぴあ高田発で午前10時、午後1時、同3時から。午後の2回は、授業で商店街について学んでいる上越教育大学付属中1年生が、時代衣装を着てガイドを務める。
同プロジェクトの宮越紀袮子代表は「新商品が高田の自慢できるお土産に成長すれば。商店街の前向きな姿勢や挑戦を見て、楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛けている。
問い合わせは本町3丁目商店街振興組合025-522-1829。
記事参照元:上越タウンジャーナル