斎藤綺(上越市出身)健闘ベスト8 高校生で唯一日本代表 世界アンダー21空手道選手権

「第12回世界カデット、ジュニア&アンダー21空手道選手権大会」がこのほどトルコで行われ、アンダー21女子組手61キロ以下級で斎藤綺良理(18、静岡・御殿場西高3年、上越市立城西中出)がメダルに一歩届かずベスト8。4回戦で昨年のアジアU―21金メダリストのイランの選手に敗れたが、大学生が多くを占めるカテゴリーで、高校生で唯一の日本代表をつかみ、健闘した。

外国人選手相手に上段回し蹴りを放つ斎藤綺良理(右、家族提供)

 斎藤は「大学生ばかりのアンダー21の中で、4回戦のコート決勝まで勝ち上がれたことは、自分の力に対しての自信とこれからもっと伸びるという希望になった。大学生のトップ選手の日本チームの先輩方からたくさん学ぶことができ、日本の皆さんに応援していただき、戦い抜くことができた。簡単に世界一になれるわけではないので、もっと経験を積んで世界一の夢に向かって頑張りたい」と意気込みを示した。

世界の舞台で、直心會のタオルを持つ斎藤綺良理(家族提供)

 大会は2年に1度行われ、14歳から20歳までの世代世界一を決める。
斎藤は父親である直心會館長の祐樹さんに2歳から指導を受け、2つ上の姉・小茉理さんと共に練習を積んできた。中学3年時に世界ユースリーグ女子個人組手54キロ未満級で銀メダルを獲得。今年6月の全日本空手道体重別選手権大会女子個人組手61キロ以下級で準優勝に輝いている。

記事参照元:タイムスLite

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