日本海から妙高山麓へ SEA TO SUMMIT糸魚川・上越・妙高 全国116人エントリー カヤック、自転車、登山3種目

上越地域の海、里、山をカヤック、自転車、登山で巡る環境スポーツイベント「糸魚川・上越・妙高SEA TO SUMMIT(シートゥーサミット)2023」が16日に開かれた。

全国から116人がエントリー。浄衣tす3市の海、里、山を巡るコースに向けて出発した(16日午前6時ごろ、糸魚川市の能生海水浴場)

 同イベントはアウトドアメーカーのモンベルが自治体などと協働により、全国の各地域で開いている。上越地域は昨年に引き続き2回目。3市や県上越、糸魚川地域振興局などで構成する実行委員会が主催し、自然と地形を生かした総距離約61キロのコースで行われた。

 糸魚川市の能生海水浴場をカヤックでスタートし、筒石港南公園で自転車に乗り換えて久比岐自転車道を走り、上越市の船見公園を経由して妙高市へ。ロッテアライリゾートから大毛無山山頂(1429メートル)を目指し登山。県内外からシングルとチーム合わせて116人がエントリーした。

 午前6時の出発を前に、同イベント連絡協議会理事長・モンベル会長の辰野勇さんが「Are You Ready?(準備はできたか)」と参加者に呼びかけ、「一日たっぷり楽しんで」と激励。カヤックで順次出発し、弁天岩に架かる曙橋をくぐり、潮風を受けて海上をこぎ進んだ。京都府から参加した50代男性は港南公園に到着し、「久しぶりの海のカヤック。波がきつかった。無事に帰ることが目標」と次の自転車へ向かった。

追い風と追い波のコンディション。カヤックで海上を進む参加者

 今年の大会は3市の市長がそろって参加した。米田徹糸魚川市長のカヤックから、中川幹太上越市長の自転車、城戸陽二妙高市長の登山とつないだ。米田市長はカヤック初経験で前日に練習をして臨んだという。慣れない体勢とうねりが厳しかったとしつつ、「生きている海を感じた。波の変化も魅力で楽しさが分かった」と体感していた。

カヤックで到着した米田徹糸魚川市長(左)から自転車の中川幹太上越市長へバトンタッチ(糸魚川市の筒石港南公園)

 15日には糸魚川市民会館で開会式とアクティブツーリズムの基調講演が行われた。

記事参照元:タイムスLite

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

5 × three =