中国から迷惑電話 「うみがたり」や上越市役所にも 原発の処理水海洋放出巡り
東京電力福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出を巡り、中国からと思われる迷惑電話が全国で相次いでいる問題で、2023年8月30日正午現在、新潟県上越市では市立水族博物館「うみがたり」と上越市役所に9件が確認されている。
うみがたりによると、迷惑電話は処理水の放出が始まった24日からで、29日までに8件あった。中国語で一方的に話したあと、翻訳機能のような音声に切り替わり、日本語で「なぜ汚染水を放出したのか」などと3回繰り返し流れた電話もあった。どの電話も相手の電話番号は中国の国際電話の国番号「86」で始まり、突然切れるという。同館では「1日に数回なので、業務などに支障は出ていない」と話している。
上越市役所には30日になって1件の迷惑電話があった。男性の声で中国語で一方的に1分程度話して切れ、内容などは不明という。
記事参照元:上越タウンジャーナル