三セク・リフレ上越が解散決議  特別清算を申し立てへ  上越市

上越市の第三セクター、リフレ上越山里振興(同市皆口)が28日臨時株主総会を開き、30日付で会社を解散すると決議したことが分かった。同社は昨年12月、雇用調整助成金など約3900万円を不正受給したことが発覚。今年8月までに全額を新潟労働局に返還した。

同社は2023年3月期で8000万円の債務超過に陥っている。今後、債権者の同意を得て、裁判所に特別清算を申し立てる方針。時期は未定。同社の発行済み株式の87・8%を保有する市は、27日の市議会で議決を受けたことから、清算関連費用として6000万円を支出する。

リフレ上越は1998年設立。「くわどり湯ったり村」「ヨーデル金谷」「ゆったりの家」の管理運営を手がけていた。23年3月期の売上高は1億3700万円、純利益は4400万円の赤字。5月、市から温浴施設などの指定管理の取り消しを受け、収益事業がなくなっていた。

記事参照元:上越タイムス電子版

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