高田城址公園 “観桜会”に向けぼんぼりの設置始まる「少しでも多くの人に花だよりを」

3月末から開かれる観桜会を前に、新潟県上越市の高田城址公園で12日、ぼんぼりの設置が始まりました。

小さな桜のつぼみが雨に打たれていた上越市の高田城址公園。

トラックで運ばれてきたのは上越市の春の風物詩・観桜会を彩る「ぼんぼり」です。

高田城址公園では3月末に始まる観桜会を前にぼんぼりの設置作業が始まりました。

12日から10日間かけ、毎日手作業で約600個の立ちぼんぼりを公園内や周囲に設置していきます。

【作業をしていた下山田智明さん】
「今年は元日早々、大きな震災があり、今年は花見どころじゃないよという人も大勢いると思うが、高田公園の花だよりが少しでも多くの人に届くようにという気持ちで設置している」

例年3月上旬に開花するという薄寒桜はつぼみが膨らみ、少しずつ咲き始めていました。

日本三大夜桜の一つに数えられる高田城址公園の観桜会は3月29日に始まります。