上越市本町２に新店舗を開店　２５日から上越市の菓子店「百々福堂」

上越市で地元の偉人や地元産素材を使ったお菓子を製造、販売している「百々福堂」（同市子安）が２５日午前１０時から、同市本町２で新店舗を開店する。

これまで通販や土産物店などでの販売のみだったが、店頭で季節限定商品など多くのお菓子を販売していく予定だという。

２０２２年２月、市内で不動産業を営んでいる佐藤紀子さんが、お菓子で上越をＰＲしようと製菓学校に１年間通い開店。前島密のイメージキャラクター「ひそかさん」がデザインされたクッキーなどを販売してきた。

同市子安で製造を行ってきたが、設備の拡充やスタッフの増員には手狭となっていた。昨年、たまたま元金融機関の建物が空いていると連絡を受け、新店舗を計画。現在はスタッフ３人が製造に当たっている。

同店では、キッテクッキーや雪下にんじんミルクゼリーなどの定番商品に加え、桜ケーキまんじゅうや生笹（ささ）だんごシフォンなどの季節限定商品も販売。夏季には、テイクアウトメニューの取り扱い開始も予定しているという。佐藤さんは「まだまだお菓子の新参だが、身近な店として活用してもらえたら」と願った。

場所はお馬出通りに近い、県道青柳高田線沿い。営業時間は午前１０時から午後４時まで。土日・祝日は定休だが、花見などのイベント期間は土曜も営業する。問い合わせは同店（電０８０・６２４２・１８４７）へ。

記事参照元：上越タイムス電子版