上越市放課後児童クラブ 夏休み弁当配食サービス始まる
上越地域の多くの小学校は25日(木)から夏休みに入ります。上越市の放課後児童クラブでは「毎日お弁当を作るのは大変」という保護者の声にこたえて、この夏休みから長期休暇の平日に限り、昼の弁当の配食サービスを始めます。
上越市教育委員会は、よりよい放課後児童クラブの運営を目指し、保護者にクラブの利用についてアンケートをとりました。その結果、「夏休みの弁当づくりが大変」という回答が多く寄せられたということです。これを受けて、保護者の負担を軽減しようと市内の業者を通じて、配食サービスをはじめることになりました。
上越市教育委員会 学校教育課 古川 浩子 副課長
「保護者から長期休業になると弁当を作るのが大変という声が聞かれていた。『弁当の配食サービスがあると助かる』という声もあった。その手伝いが出来ればいいと思い、今回利用できる状況を整えた」
配食サービスは小学校の長期休みの平日のみで、今年の夏休みから始まります。配食を行うのは市内4つの業者です。
頸城区下吉の「クックライフ フレッシュランチ39(サンキュー) 上越店」
配達地区は、まごころ弁当のみ市内全域で、そのほかの業者はエリアが限られます。利用方法は、まず保護者が各業者のホームページなどを見て、弁当を選び、希望日とあわせてWEB、または電話、FAXで直接業者に注文します。
弁当は指定した日に、放課後児童クラブに届けられます。クラブでは、あらかじめ弁当に貼られた名前を確認し、児童に渡します。食物アレルギーがある児童については、保護者が注文の際、食材などを確認をして注文することになりますが、放課後児童クラブでは万が一の場合、スタッフが初動対応を行うことになっています。
上越市教育委員会 学校教育課 古川 浩子 副課長
「食物アレルギーはメニューを確認して注文をしてほしいとお願いしているが、児童クラブの職員は食物アレルギーの研修をして対応できる」
配食サービスの注文の仕方や、料金、決済方法などは業者によって異なります。詳しくは各事業者へお問合せください。
記事参照元:上越妙高タウン情報