こども食堂の活動知る 上越市のイオンで多彩な企画や体験通し

会場には上越地域のこども食堂や支援企業がブースを出展。家族連れらでにぎわった

「こどものいばしょひろばin上越」が7日、上越市富岡のイオン上越店1階セントラルコートで開かれた。上越地域のこども食堂と、活動を支援する企業がブースを出展。来場者はワークショップやスタンプラリー、ステージイベントを楽しみながら、活動の一端に触れた。

イベントは、県内のこども食堂や居場所の県域ネットワーク「新潟こども食堂・居場所ネットワークにこねっと」(事務局・くびき野NPOサポートセンター内)が主催。こども食堂・居場所への理解を深めてもらいたいと県内各地で実施している。

同日は、上越地域で活動する九つのこども食堂、企業が協力してブースを出展。宝引き、クリスマスオーナメント作り、バルーンアート、大学生ボランティアとの交流など多彩な企画や体験を用意して、普段の活動や雰囲気を伝えた。

母親とブースを回っていた戸野目小3年生の男児は「学校で配られたチラシを見て、楽しそうだと思って来た。(こども食堂は)いろんな団体がいることが分かった」と関心を示していた。

くびき野NPOサポートセンターの近藤尚仁事務局長は「活動を広く知ってもらい、各団体とのコミュニケーションを図る機会。どういう人が、どんな活動をしているのかを知ってもらえたら」と願った。

記事参照元:上越タイムス電子版