最優秀賞 堀川君に表彰状 「鉄道写真で地域の魅力を」 トキ鉄写真コンテスト

最優秀賞を受賞した堀川君を中心に、平井社長(左)が受賞作品を、上越総合技術高の増田てつ志校長が同作品を使ったカレンダーを持ち記念撮影

えちごトキめき鉄道は毎年、同社の列車や駅舎などを対象にした写真を募る「みんなのトキてつコンテスト」を行っている。今年のコンテストで新設した最優秀賞は上越総合技術高2年の堀川昇太郎君が受賞し、17日、同校で表彰式が行われた。

同コンテストは同社の開業年から行われ、優秀賞の作品は同社の翌年のカレンダーに使われている。9回目の今年は6月3日から8月22日まで募集し、全国から86人、202点の応募があった。

最優秀賞に輝いた堀川君は同校写真部に所属、同社の列車で通学している。写真は中学1年から始めた。「撮り鉄です」と話し、同社の沿線や県外でも鉄道の写真を撮っている。最優秀賞の写真は妙高はねうまラインの北新井―新井両駅間で8月後半に撮影。同社のリゾート列車「雪月花」と沿線に咲くヒマワリのコントラストが際立つ。

同社の平井隆志社長は「水田や雪との写真が多い中で、ヒマワリのインパクトが強く、すんなりと(最優秀賞に)決まった」と評価。堀川君は「ヒマワリの黄色と雪月花の赤がいい組み合わせになると思って撮った。これからも鉄道の写真を通して地域の魅力を伝えたい」と話した。写真は16日から高田駅で展示されている。

記事参照元:上越タイムス電子版