中郷区に新たな乗り合いタクシー、区内乗り降り自由! 4月からNPO法人が運行
新潟県上越市中郷区では、上越市が運行している乗り合いタクシー2路線が3月末で廃止され、4月1日から地元のNPO法人「中郷区まちづくり振興会」が新たに乗り合いタクシーを運行する。
廃止される市営2ルートは、路線バスの廃止に伴い2012年にスタートしたが、利用者数が市の基準に満たなかったため、住民団体による運行へ移行を検討していた。
新たな乗り合いタクシーは中郷区を5地区に分け、各地区と妙高市のスーパーや病院を結ぶほか、区内を巡回するなど、曜日によって異なるルートを走る。区内は停留所を設けず、自由に乗降できる。平日限定で1日3、4便運行する。
10枚つづりの回数券を3000円で販売するほか、現金の場合は1回の乗車につき500円。10人乗りの車両を使う。
振興会の岡田龍一理事長は「公共交通機関を必要とする交通弱者は増えてくる。利用しやすいように改良しながら運行を続けていきたい」と話した。
記事参照元:新潟日報デジタルプラス