開放感十分「宙(そら)バス」乗車 観桜会場や名所巡り

上越市の第100回高田城址公園観桜会で5、6の両日、オープントップの「宙(そら)バス」が運行された。開放感ある車両で観桜会場や同市内の名所を巡った。
宙バスは車体後部の屋根がない観光バスで、外観は妙高市の佐藤葉月さんのデザインがラッピングされている。昨年の観桜会で試乗会を行い、観蓮会では無料の乗車体験が行われた。今年は「宙バスの旅」として船見公園を往復する体験コースと、三和区の林富永邸でカフェタイムを楽しむ「CAFE HAYASHIコース」の2コースで実施された。
両コースとも満席と人気を集めた。5日の体験コース出発時は越後上越上杉おもてなし武将隊が登場。乗客とときの声を上げて観光に〝出陣〟した。魚沼市の会社員、五十嵐正春さん(58)は「桜の開花前なのは残念だが、高い所から風を感じたい」と乗車前に期待を話した。
記事参照元:上越タイムス電子版