〈動画あり〉名器の音色再び 94年前製造のスタインウェイピアノ~記念式典・音楽祭で〝復活〟コンサート 上教大附属小

上越教育大附属小(清水雅之校長、児童412人)は1日、開校40周年記念式典とポプラ音楽祭を執り行った。記念事業として修繕を行った、94年前製造のスタインウェイピアノの復活コンサートが式典、音楽祭の中で行われた。

 ピアノは世界的ピアノメーカーのスタインウェイ&サンズ社が昭和2年に製造したグランドピアノで、高田師範学校附属小時代から使われてきた。近年は使用せずに校内に保管されていたことから、開校40周年記念に「復活」させることを決定。PTAと学校による「音故知新」プロジェクトを立ち上げて修理費の寄付を募り、約470万円が寄せられた。

 復活コンサートは4部に分けて行い、記念式典の後半や、音楽祭での学年発表の合間に実施。代表児童19人が独奏した。学年発表の合奏の伴奏にも使われ、名器の音色を体育館内に響かせた。

ポプラ音楽祭内に組み込まれた「復活コンサート」で、代表児童が演奏。復活の音色を体育館に響かせた

 復活コンサートに出演した瀧谷郁人君(3年)は「音の響きが良かった。(復活に協力した)みんなにありがとうと言いたい。これからも演奏したい」と話していた。

記事参照元:タイムスLite

 

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